古伊万里 藍柿右衛門 桜花散し波文 菱形皿 5枚組【延宝】
数ある藍柿右衛門作品の中でも、最高峰と云える名品です。成熟した藍柿右衛門と盛期鍋島が合体したような作行きです。「柿鍋手」とも呼ばれる様式です。工芸品を超えた美術品と云った印象です。また、嬉しい事に、5枚が完璧な状態で現存しております。折紙を重ねたような器体で、桜花の部分は、陽刻で、浮き出ています。
関和男先生の「盛期伊万里の美」にも、同手掲載があり、別冊太陽「絵皿文様づくし」には、出羽桜美術館の所蔵品として、同手紹介されています。いずれの掲載品よりも、本品の方が、より大きな寸法です。
新調の桐段箱をお付け致します。
5枚ともに、無傷完品です。
5枚組での販売となります。
口径 約15.0cm×約22.5cm(対角線) 高さ 約3.0cm
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