古伊万里　柿右衛門　竹梅鳥文　七寸皿【延宝】

柴田コレクションをはじめ、古伊万里柿右衛門関連の書物には、ほぼほぼ、紹介されている有名なお皿です。この意匠は、後世の柿右衛門も登用し、数百年に亘って、伝承された柿右衛門の真骨頂と云える作品です。このお皿は、表はほぼ同一ですが、裏絵や裏銘が異なる物があります。裏絵は、唐草文のみ、花鳥文。裏銘は、丸の渦福、二重角の渦福。すべて扱った経験がございますが、本品のタイプが最も古いように思います。約３０年くらいの差異があると考えます。いずれも、柿右衛門の名作品には相違ありません。

新調の桐箱をお付け致します。

柴田コレクション　総目録　No.１６３６　同系品

画像の通り、高台畳付に２ｍｍの極小アタリがありますが、座りにも支障なく、無傷完品とお考え下さい。